QTS

QTSは、エントリーおよびミドルレベルQNAP NASを対象としたオペレーティングシステムです。Linuxおよびext4によって、QTSはスナップショット、Plexメディアサーバー、パーソナルクラウドへの容易なアクセスなど、高性能の付加価値機能が利用でき、誰にとっても信頼できるストレージを実現します。

システム
アプリケーション

QuTS hero

QuTS heroは、ハイエンドおよびエンタープライズ向けのQNAP NASモデルを対象としたオペレーティングシステムです。LinuxとZFSを備えたQuTS heroは、高度なデータ削減技術に対応することで、SSD(オールフラッシュ)ストレージの運用コスト削減と信頼性向上を実現します。

システム
アプリケーション

QuTScloud

QuTScloudは、QNAP Cloud NAS仮想アプライアンス用のオペレーティングシステムです。オンプレミス、クラウドでの展開が可能なQuTScloudは、クラウドのデータ利用最適化と柔軟なリソース配分を、予測可能な月額コストで実現します。

システム
アプリケーション

QES

QESは、デュアルコントローラQNAP NASモデルを対象としたオペレーティングシステムです。FreeBSDおよびZFSにより、QESはフラッシュ対象に最適化され、オールフラッシュ・ストレージアレイから優れたパフォーマンスを引き出します。

システム
製品
リソース

QNE Network

QNE Networkは、QuCPE、QNAP製ユニバーサルカスタマープレミス装置シリーズ用のオペレーティングシステムです。仮想ネットワーク機能を実行して、ソフトウェア定義のネットワークを自由に構成でき、コストの低減や管理の労力の削減などの利便性を実現します。

システム
アプリケーション

QSS

QNAP Switch System (QSS)は、QNAP製マネージドスイッチシリーズを対象とした設定用インタフェースです。リンクアグリゲーション、VLAN、RSTPといったマネジメント機能が有効となり、ネットワークトポロジーを容易に管理することができます。

システム

QuRouter

QNAP製QuRouter OSは、高速・高カバレッジのLAN/WANの管理をシンプルにします。NAT、VPN、セキュリティ、QuWAN SD-WANにより、ネットワーク管理はより容易になり、リモート接続がより安全になります。

システム
アプリケーション

QVR Surveillance

QVR Surveillanceは、QNAPのネットワークビデオレコーダー・ソフトウェアソリューションです。これにはサブスクリプションベースのQVR Eliteおよび買い切りのQVR Proがあり、顔認証やドアアクセスコントロールなど一連のアプリと併用することで、より幅広いシーンで利用できます。

システム
アプリケーション
リソース

QVR Face

QVR Faceは、接続されたカメラからのリアルタイムのライブストリーミングビデオ分析を特徴とする、スマート顔認識ソリューションです。インテリジェントな出退勤管理、入退室管理、VIP歓迎システム、スマートリテールサービスなど、さまざまなシーンに導入できます。

システム
アプリケーション
リソース

KoiMeeter

QNAPスマートビデオソリューションには、ビデオカンファレンス、スマートリテールなどのインテリジェントなパッケージが含まれ、個人およびビジネスを対象とした生産性が大幅に向上します。

ビデオカンファレンス
スマートリテール

QTS 4.3.5

ネットワーク x ストレージ

開始する

高速処理時代に合わせたストレージの強化

QTS 4.3.5を使用することで、QNAP NASの生産性、効率性、および信頼性がさらに向上します。QTS 4.3.5には複数の新しい機能と強化が追加されています。そのため、高速処理時代のために構築されたQNAP NASでホームユーザーとビジネスユーザーの両方の使用感が向上されています。

ネットワーク

展開の柔軟性を追求した高度に構成可能な仮想化構造

ネットワークと仮想スイッチアプリを改善したため、QNAP NAS、コンテナー、仮想マシン、およびその他デバイス間の相互運用性が向上しています。完全なネットワークトポロジマッピング、全く新しい仮想プライベートネットワークプロトコルなどを含むQTS 4.3.5は、高パーマンスかつ価値ある機能をQNAP NASに提供します。

詳細

ソフトウェア定義ネットワーキング(SDN)ネットワーク展開を簡素化するための集中化、柔軟性、そしてスケーラビリティ

QNAPは数年にわたり、Virtualization Stationでの仮想マシンのホストから、Container Stationでの集中化アプリケーションの実行までにわたり、P2V(Physical to Virtual)をNASで実現しています。QTS 4.3.5では、QNAPは、仮想化したネットワークを新しいレベルに引き上げることで、さらにもうひとつのマイルストーンを達成しています。この新しいソフトウェア定義型ネットワークアーキテクチャを利用することで、ユーザーは限りある物理ネットワークリソースを無制限の仮想アプリケーションに対して利用することができます。また、素晴らしく可視化されたネットワークトポロジマップでネットワーク構造全体を集中的に管理し、わずか数クリックでネットワークリソースを柔軟に割り当てることもできます。このソフトウェア定義型ネットワークアーキテクチャでは、QNAP NAS上に多くの仮想アプリケーションを想像以上に効率的に展開することができます。

仮想・物理の両方のネットワークを簡単に管理できるクリアなトポロジ

現在では、すべての接続が仮想化されています。これは、ネットワークトポロジ、ネットワーク上のデバイス(VMおよび集中管理アプリを含む)、デバイスが接続されている仮想スイッチ、使用している物理ポート、接続ステータスを簡単に確認するためです。

物理ポートを簡単に特定

インターフェイスを表示するには、[検索] をクリックします。すると、物理的な場所がデバイス上に示され、デバイス上のLEDも点滅します。

複数のカスタマイズ可能なDDNS設定

より多くの選択肢と便利性を提供するためにも、より多くのDDNSサービスプロバイダーがサポートされています。DDNS設定をカスタマイズすることで、すべてのDDNSサービスのIPアドレスの更新を有効化できるようになりました。

シンプルなネットワーク管理を行うために強化されたDHCPとradvdサポート

DHCPv4サービスは現在、IPアドレス予約をサポートしています。これにより、クライアント側の設定を変更することなく、静的IPアドレスをデバイスに割り当てることができます。各ネットワークポートに対してradvd(ルーター通知デーモン)が改善され、完全なradvd実装がサポートされています。

自動システムデフォルトゲートウェイ設定により、インターネットの可用性を確立

QTS 4.3.5では、システムに、ネットワーク接続ステータスを定期的に検出させ、デフォルトゲートウェイを自動的に設定させるオプションがあります。ネットワーク接続に変化が起こると、NCSI(ネットワーク接続ステータスインジケータ)サービスが自動的に変更に反応し、インターネット接続が切断されないようにすることができます。

高度なIT管理を行うためのスタティックルート構成

スタティックルートを利用することで、IT管理者はパケットが割り振られ、パケットがネットワーク上のどのルーティングパスから発信されるかを構成できる柔軟性が手に入ります。これにより、特に複数のIPサブネットがネットワークに配置されている場合に、より高度な制御を行うことができます。

10GbEの革命に参加!

QNAPは、幅広い10GbE対応NASを提供しています。現在では、完全に高速ネットワークを導入するために、コスト効率の良い幅広い10GbEデバイスを提供しています。QNAPのQXG-10G1T PCIeのアダプターにより、ユーザーは10GbE接続をQNAP NASまたはPCに追加することができるようになります。また、新しい10GbE QSWアンマネージドスイッチシリーズでは、10GbE高速ネットワーク環境にすぐにアップグレードできるようになります。ハードウェア強化に加え、ソフトウェア定義型のネットワーク構成を可能にする、改善されたネットワークと仮想スイッチにより、VMと集中管理アプリケーションさえも、すべての10GbEデバイスによる最先端の性能からメリットを得ることができます。

パフォーマンスはそのままに、ケーブルをカット

QNAPのQWA-AC2600ワイヤレスアダプタカードは、高パフォーマンスワイヤレス接続をQNAP NASに追加します。NASにワイヤレスで接続する場合でも、NASをワイヤレスベースステーションに変身させる場合でも、パフォーマンスを犠牲にすることなく、ネットワークケーブルからデバイスを解放することができます。(QWA-AC2600は、Linux/Ubuntu PCにも取り付けることができます)。

QBeltの導入 - QNAPの新しいVPNプロトコル

VPN接続を使用することで、インターネットからプライベートネットワーに接続することや、ネットワーク/物理制限を回避することができます。また、QBeltは機密データにアクセスする際にトラフィックを暗号化するため、VPN接続として検出されにくくなります。

中国特有のWebサービスの最適化と強化

QNAPは、中国のユーザーに対するWebサービスを強化しています。このため、中国のユーザーは、QNAPのWebサイト、myQNAPcloud、CloudLinkなどのサービスにアクセスする際でも、改善されたアクセス速度と信頼性でサービスを利用できます。

ストレージ

SSDの完全なメリットを解き放ち、ストレージ管理とデータ復元を簡素化

QTS 4.3.5では、潜在的なボトルネックを除去するために高速接続の最適化を含め、ストレージ効率が大きく改善されました。QTS 4.3.5は積極的に、SSDオーバープロビジョニング、高度なSSDキャッシュ構成、リモートスナップショットボールトからの復元、柔軟なストレージ割り当てをサポートしているため、高い性能と信頼できるストレージ/コンピューティングソリューションを提供します。

詳細

ソフトウェア定義型のSSD認識:ユーザーのニーズを満たすために引き出される性能

SSD価格が低下し続けていることから、SSDは徐々に、NASのパフォーマンスを向上するためのコスト効率の良いソリューションとなりつつあります。ただし、SSDのポテンシャルを存分に活用するのであれば、適切なSSDが必要というだけでなく、適切なNASも必要になります。QTS 4.3.5では、高度なSSDキャッシングとともに最先端の「ソフトウェア定義型のSSDエキストラオーバープロビジョニング」テクノロジーを利用して、QNAP NASを、SSDを意識したストレージへと変身させることができます。SSDオーバープロビジョニングを調整するのに有利な柔軟性が手に入ることで、性能と耐久性がより優れた状態でSSDを利用できるようになります。このため、安価なコンシューマーSSDからエンタープライズ級のSSDパフォーマンスレベルを利用できる可能性を得られます。

SSDエキストラオーバープロビジョニングで書き込みパフォーマンスを向上

ほぼすべてのSSDでは一貫した書き込みパフォーマンスの低下が見られます。ただし、QNAPのソフトウェア定義型のSSDエキストラオーバープロビジョニングでは、最適化したSSDパフォーマンスの維持を支援します。主要なSSD RAID構成をサポートし、ランダム書き込み速度を向上して、IOPSを要求するアプリケーションに常に100%以上のパフォーマンス向上を提供します。

耐久性をより高めることでSSDの寿命を伸ばす

SSDの書込み増加は望ましくない影響があり、フラッシュメモリの性能と耐久性に課題をもたらしています。QNAPのSSDエキストラオーバープロビジョニングでは、SSDに対する予約スペースを増大させることで書き込み増加への対処を支援します。書き込み増加が少ないほどSSDの耐久性が高まり、信頼性と寿命が向上します。

最大60%のオーバープロビジョニングを追加

ベンダー定義型のオーバープロビジョニング(内部オーバープロビジョニング)に加え、QTS 4.3.5は、壮大なパフォーマンス低下を避けるためにも、追加のオーバープロビジョニングスペースを設けるための優れた柔軟性を提供します。オーバープロビジョニング率は、ベンダーが定義した値に加え、SSDキャッシュ、Qtierプール、静的ボリュームの(1~60%)に設定できます。

注意:オーバープロビジョニングは、ストレージ容量が作成されている場合にのみ構成できます。既存のSSDキャッシュまたはボリュームには設定できません。

最適なオーバープロビジョニング率をSSDプロファイリングツールで特定する

SSDプロファイリングツールは、エキストラオーバープロビジョニング率を0~60%までSSDランダム書き込み性能をテストできる優れたQTSアプリです。オーバープロビジョニング評価結果を得ることで、目標の書き込みパフォーマンス(IOPS)を判断し、推奨のオーバープロビジョニング率を取得できます。

書き込み専用キャッシュで重要なタスクを加速

SSDキャッシュは、NASのパフォーマンスを大幅に向上します。書き込み専用SSDキャッシュサポートを追加したQTS 4.3.5により、リソースを専用に使用することが可能になりました。このため、メディアストレージおよびIoT(モノのインターネット)ログサービスなど、書き込み集中型のアプリケーションを大幅にブーストして、SSDのROIを最大化できます。

高パフォーマンスと高キャパシティを得るためにRAID 5/6 SSDキャッシュを使用

QTS 4.3.5は、SSDキャッシングを行うためにRAID 5/6の使用をサポートしています。ランダム書き込みパフォーマンスブーストには理想的ではありませんが、シーケンシャルアクセスアプリケーションまたは読み取り専用キャッシュ用のRAID 5/6構成は、頻繁に使用するデータをブーストするのに役立つ、より多くのキャッシングスペースとともにRAID 10 SSDキャッシュと同じような優れたパフォーマンスを提供できます。

リモートから保存したスナップショットから直接復元

QTS 4.3.5から、ローカルNASにファイルを手動でコピーせずに、リモートから保存したスナップショットレプリケーションからローカルNASを直接復元することができます。これにより、復元プロセスが大いに簡素化され、ITスタッフの時間を大幅に節約でき、ビジネスのRTO(目標復旧時間)を低減せることができます。

外部デバイスにスナップショットソースデータを書き出し

さらなる保護レイヤーを提供(さらに巨大スナップショットの物理的統合を促進)するため、(初回の)スナップショットソースデータをNASからStorage&Snapshotマネージャー経由で外部デバイスに書き出すことができます。そうすることで、他のNASへ即座にスナップショットソースデータを取り込む事ができ、ネットワーク経由でスナップショットレプリカジョブを継続することができます。これにより帯域を低減し、データ復旧の速度が上がります。

柔軟なボリューム構成および変換

QTS 4.3.5から、シンプロビジョニングとシックプロビジョニング間でボリュームを変換することができ、ディスク容量の柔軟性と利用性の最大化が保証されます。ボリュームサイズを縮小することができ、NASが変化するニーズに対応できるようになります。

iSERでVJBODパフォーマンスをブースト

QNAP専用の仮想JBOD(VJBOD)テクノロジーは現在、RDMA(iSER)テクノロジーのiSCSI拡張をサポートしています。これは、オペレーティングシステムのプロセスをバイパスすることで2台のQNAP NAS間の伝送を大幅に加速することができます。

通知センター:常に情報を提供

通知センターアプリは、すべてのQTSシステムログイベントおよびアラートを統合し、複数のアプリにおいて個別の設定を必要としない、通知のための単一のアプリソリューションを提供します。

詳細

セキュリティカウンセラー:QNAP NASのセキュリティポータル

セキュリティカウンセラーは脆弱性をチェックし、複数の攻撃方法からデータを保護するための推奨事項を知らせます。また、これはウイルス対策、マルウェア対策ソリューションとも統合されており、ユーザーのQNAP NASの保護を支援します。

詳細

SeagateのIronWolf Health ManagementでQNAP NASを強化

Seagate®のIronWolf Health Management(IHM)は、ユーザーのデータの正常性を継続的に保護します。対応しているIronWolf™またはIronWolf Proハードドライブを使用すると、すぐに実行可能な回避、介入、復元オプションをユーザーに利用できるようにすることで、システム全体的な信頼性が向上します。

詳細

QTS 4.3.5で高速処理時代へと一歩を踏み出す

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